



陶芸家清水柾博 / 八代清水六兵衞
素材
陶
サイズ
W18.4㎝×H19.9㎝×D14.4
七代の長男として1954(昭和29)年に京都に生まれた。
1979(昭和54)年に早稲田大学理工学部建築学科卒業後、京都府立陶工職業訓練校で轆轤、京都市工業試験場で釉薬を学び、本格的に作陶活動に入る。
1983(昭和58)年の朝日陶芸展でデビューし、グランプリを受賞。その後も数々の公募展において受賞を重ね、1980年代から90年代にかけて陶芸表現が拡大する時代の中で常に注目を集める。
土の板を切り結合させることで成形し、スリットを入れることで強度を操作する、焼成によるゆがみやへたりを意図的に造形に取り入れる。
2003(平成15)年に京都造形芸術大学教授となり、2005(平成17)年に2004年度日本陶磁協会賞を受賞するなど、現在の陶磁界を代表する一人である。